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『美術手帖』

『美術手帖』

【びじゅつてちょう】①「BT」なんて名乗ったりして若ぶってるけど、実はかなりの老舗雑誌。村上龍によれば、60年代末の田舎の高校生たちのあいだではこの雑誌と『ニューミュージックマガジン』(現『ミュージックマガジン』)、それにチェ・ゲバラの『回想録』が人気で、なんとなくみんな持っていたものらしい。ほんとかよ!②『文藝』がJ文学の総元締めなら、同誌はJアートの総元締め的存在。ただしJアートという安易な名前は使わず、「スーパーフラット」(by.村上隆)という新語で世間を煙に撒く。③同誌でもおなじみの絵描き・会田誠は、この雑誌の略称「BT」と、同誌によく掲載されている美大受験のための予備校の広告(によく使われている生徒の描いた石膏デッサン)をモチーフに、『BRUTUS』なる作品を描いている。会田によれば「『BT』は、かっこいい憧れ(海外の最新アート)とかっこ悪い現実(日本の学歴偏重社会や古い美術界の体質)が同居した、僕らを取り巻く環境そのものの縮図に、僕には見えた」という。④美術の専門誌。最近村上隆とか奈良美智とかの登場が多いような気がする。⑤昔鳥肌実がパフォーマーとして紹介されていた。

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