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橋本忍【はしもと-しのぶ】①映画版『砂の器』の脚本を山田洋次とともに手がけた脚本家。②1919年兵庫県生まれ。1938年徴兵されるも、軍隊生活中に肺結核にかかり、その闘病生活のあいだに脚本家を志すようになる。映画監督・脚本家の伊丹万作に師事。デビュー作は監督である黒澤明とともに脚本を手がけた『羅生門』(1950年)。③『羅生門』や『砂の器』にとどまらず、黒澤明の『生きる』『七人の侍』『隠し砦の三悪人』『どですかでん』、今井正の『真昼の暗黒』、野村芳太郎の『張込み』『ゼロの焦点』『八つ墓村』、中平康の『地図のない町』、成瀬巳喜男の『コタンの口笛』、小林正樹の『切腹』、山本薩夫の『白い巨塔』、岡本喜八の『日本のいちばん長い日』、五社英雄の『人斬り』、稲垣浩の『風林火山』、森谷司郎の『日本沈没』、舛田利雄の『人間革命』『八甲田山』などなど、日本を代表する数々の映画監督・作品の脚本を手がけたキング・オブ・脚本家。映画作品だけでも72本のシナリオを残す。④黒澤映画については、黒澤が単独で脚本を書くようになってからの作品よりも、橋本小国英雄らが黒澤と共同で脚本を手がけていた時期の作品のほうを評価する向きも多い。⑤自らもメガホンをとり、自身が原作を手がけたテレビドラマの映画化である『私は貝になりたい』(1959年)や、『南の風と波』(1961年)、『幻の湖』(1982年)を監督する。近年ようやくソフト化された『幻の湖』は、カルトムービーとして名高い。

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