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病名【びょうめい】①『砂の器』の原作および映画版では、和賀の父親が罹患した病気は癩(らい)病と呼ばれているが、この名称自体が差別的な意味合いを含むため、現在では病原菌の発見者であるノルウェーの医師の名前(G.H.A.Hansen)に由来するハンセン病という名で呼ぶのが一般的である。ラテン語ドイツ語でレプラ(lepra)と呼ばれることもある。②病気の名前は、その病原菌ウィルスなどの発見者の名前から命名されることが多いが、こうした場合かつては「ハンセン氏病」というように、人名に「氏」がつけられていた。③しかし英語では、「Hansen's disease」とは呼ばれるが、「Mr. Hansen's disease」という病名は存在しない。これに倣ってか、日本でも現在では「ハンセン病」と、敬称抜きで呼ばれるのが一般的である。④化粧品会社・アイスターが経営するホテルで、ハンセン病の元患者らに対して宿泊拒否を行なったことが問題化した際、謝罪文で「ハンセン氏病」という言葉を使ったのは、この病気に対する認識不足を露呈していた気がしてならない。

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