Hatena::Groupsubhyon

吉森寺蛇蛙

吉森寺蛇蛙

【きっしんじ-じゃあ】①外交官型忍者 ②武力B・統率力A・知力S・政治力B・忠誠S・人望A・行動力S ③戦国のメッテルニヒ ④ユダヤジョーク ⑤三河、中国 ⑥号・片鱗。/駿河国の豪族・肉漕運(にく-そううん)に仕える。肉はやがて三河国の小大名・松平家(のちの徳川家)の配下につく。松平家を継いだ松平元康(のちの家康)が尾張の織田家との同盟を画策していたころ、漕雲は、中国の毛利家と手を結び独自の外交路線をとることを主張。毛利への密使として蛇蛙を中国へ送る。これを「忍者外交」と呼ぶ(尾張方では「頭越しの三中接近」とも呼ばれた)。/蛇蛙はもともと浜松の一介の百姓にすぎなかったが、独学で兵法を学び、その戦略家としての頭脳を買われ漕運の家来となった。毛利との交渉はきわめて順調で、蛇蛙に続き漕雲も中国に飛び、毛利元就と秘密裏に会談を行なった。だが、やがて織田信長の知るところとなる。三河と中国・毛利が手を組むことを恐れた信長は、漕雲が中国に行っている隙をついて元康を取り込み、ここに織田と松平の同盟が成立。漕雲と蛇蛙はその構想がついえると同時に、存在自体も歴史から抹殺された。/三河に戻れなくなった漕雲は南蛮船に乗り、欧州、さらには発見間もない北米大陸へと渡ったとも伝えられるが、真相は定かではない。蛇蛙に関しては、同じく欧州へと渡る途中、イスラエルでユダヤ教に改宗、キッシンジャーを名乗り、その子孫はドイツ、さらにはアメリカに移り住んだとされるが、これまた確証はない。/なお、肉漕運が三河に残した子供は隠者となり、肉家はその後もひそかに継承される。サブカル堂同人のひとり、肉十八氏はその十八代目にあたる。/漕雲と蛇蛙の「忍者外交」に関しては20世紀末になって、在日ユダヤ人のアマチュア歴史研究家、リザヤ・ゴンベサンが資料を発掘、『もうひとつの日本人とユダヤ人――幻の松平・毛利同盟』と題する本を自費出版。一貫して反毛利の立場をとった織田信長の死後、豊臣秀吉が毛利と和睦したことと、戦後の「親台湾・反中共」の佐藤栄作政権および、その後継者の今太閤=田中角栄による日中国交樹立という史実を重ね合わせるなど(あるいは毛利と毛沢東という名前の類似など)、読み物としてはなかなか面白い。が、唐突にカバラ占星術を持ち出したり参考資料にも疑わしいものが多く、トンデモ本扱いされている。

 凡例:①属性 ②能力値(武力・統率力・知力・政治力・忠誠・人望・行動力をSABCDで示す) ③通り名 ④所持アイテム ⑤得意な戦場 ⑥解説

 (リスト::天使の辞典::サブカル武将篇